今回の旅の最初の行き先はシンガポール。初めての滞在。
ちょうど着いた日が中国の旧正月で、華人系が7割強を占めるシンガポールではとても大きな年間行事。といっても、私が着いたのは夜中だったので、ぷらぷら廻った翌日は、多くのお店が閉まっていたり、祭りの後モードのところも多かった。
特にチャイナタウンは閑散としていて、こんなに整然としている中華街は、世界でも初めて見た気がする。
シンガポールの目抜き通りである、オーチャード通りを中心にたくさんあるショッピングモールでも、お祝いモード。
お店ごとに休日にするのかどうかを決めるらしく、モール自体はたいてい開いているものの、入ってみるとやっているお店はちらほら、という状態。
これは、この日は無料で入れるようになっていたLimb Bo Seng Museumの前に作られていたお祝い文字。
なんと、みかんの身1つずつを使って作られていて、ちょっとかわいい。
一応、観光客らしく、定番ものも押さえておく。これは、よくガイドブックにシンガポールの代表名所として取り上げられている、マーライオン。上半身がライオンで、下半身が魚になっていて、遠くからでも目立つ巨大なシンボル。
正月モードで、家族で訪れて、記念写真を撮っている人たちがたくさん。
ここは、クラーク・キー。レストラン、カフェ、バーやショップなどが並び、バンジージャンプのアトラクションに列を作っていたり、のシンガポール流行スポット。都市自体がきれいだけれど、特にこのエリアは、クリーンでとても人工的な印象。
シンガポール川沿いにあって、天気のいい日はボートを眺めつつ、オープンカフェでぼーっとしたり、夜遅くまでお酒を楽しんだりするのによさそう。生憎、この日は、雨ときどき曇りだったのだけれど。
夜のオーチャード通りは、旧正月イルミネーションがあちこちで見られて、人通りも激しく、とても賑やかな印象。
初めてのシンガポールが、特別な年間行事にあたったので、普段の街の様子とはかなり違うのだろうけれど、みんな英語をしゃべるし、欧米からもたくさん観光客が訪れていて、”国際色あふれる人工的な街”というのは想像通りだった。ゴミが全然落ちてないかといえば、さすがにディズニーランドレベルは難しいようで、ちらほらと落ちているのは見かけたし、それほど汚くはないけれど浮浪者風の人たちもいて、逆に人間くささを感じてちょっと安心した面も。