今日は、9月から通う大学のプログラムコーディネーターの方とのアポイントがあった。
大学で、マーケティングの授業をとることになっているのだけれども、無数あるプログラムの中から、好きな授業を4つ選ぶことができる。それ以外に、ビザの関係で、週4日、英語の授業もあるのだけれど。
せっかくだし、いつも遊びの情報ばかりなので、たまには、大学や私がこのプランを選んだ背景でも少し紹介を・・・(ちょっと長文)。
私の行くニューヨーク大学、略してNYUは、社会人教育にも力を入れていることで有名な私立大学で、ビジネスマン向けに夜間や週末を中心にした授業が多数組まれている。講師も、たいてい、ビジネスの第一線で活躍している人たちで、マーケティングでいえば、コンサルタント会社の社長とか、IT系のベンチャーの代表者だったり、各種雑誌の編集長が授業をやったりしている。なるべく実践に近いところで、最先端で、ビジネスの面白みを感じれる勉強をしたいなあ、と思っていた私にとってはぴったりのプログラム(と期待)。
なおかつ、1セメスター(4ヶ月)で終了できるのも魅力(その分かなりのハードワークではある)。アメリカで大学院に行って、修士やMBAをとろうとすると、たいてい2年かかる(ヨーロッパなら1年のコースが多いけれど)。1セメスターだけだと、certificateという資格しかもらえなくて、資格としてはたいした価値はないので、もっと長期で行くべきか、いろいろ悩んだ時期もあった。でも、どのみち資格は日本ではたいした意味がないのでは、と思えてきて、それよりも「自由度が高くて、実践的で、かつ、短期で行ける」などのもろもろの条件と、なによりNYで暮らせるというメリットで、このプランに決めた。授業を一緒に受ける多くの人は、学生ではなくて、現地で働いているビジネスマンなので、英語も知識も経験もついていけなそうな不安はたくさんあるものの・・・。
ということで、たくさんある授業の中で、どれにしよう、とあれこれ悩み、最終的には、コーディネーターの方にも相談に乗ってもらって、一旦、確定。そのあと、ビザがらみの手続きをして、授業の登録用紙を持って別のビルへ。ビルが街中に点在していて、分業体制が極まっているので、あちこち歩き回らないといけない。
そこまではうまくいったのだけれど、今度はまた別のビルで経費の支払い・・・の予定が、NGに。17時までとのことで、16時35分くらいに着いたら、クレジットカードだともう今日は手続きできない、といかにもやる気のなさそうなおばさんに言われ・・・。明日もう1度来い、とアメリカ的な対応。
こちらだと、仕事への取り組み姿勢とかサービス精神が、仕事のレベルに従って極端にランク分けできてしまう気がする。お店のランクが、店員の対応ですぐ分かってしまうように。すごいエリートと、そうじゃない人たちと。今日会った大学関係の人たちも、仕事内容による態度の差が激しくて。それが人種とも高い確率でリンクしているので、今日みたいな対応に出会うとなんだか悲しくなってしまう。
ということで、明日もう1度大学に足を運ぶことに。このあと、まだ別のビルに行ってIDカードを発行してもらう手続きも残っているので、順調にいくかどうか、ちょっと気が重い・・・。