今週の午前中の授業のテーマの1つがカスタマーサービスだったので、金曜は授業で、SOHOにあるチョコレートショップ『
MARIE BELLE』のカスタマーサービスマネージャーに話を聞きに行きに。
話を聞きに、というよりも、”あの人気店の高級チョコを味わえる!”ということで、クラスのみんなで楽しみにしていた。
お店は、SOHOでも、中華街やリトルイタリーに近い、ちょっと外れたところにひっそりとある。水色と茶を基調にしているヨーロッパ調のお店。
2000年にNYに誕生して、ここSOHOのお店はフラッグシップショップとして、チョコを売っているだけじゃなく、奥にCACAO BARと呼ばれるカフェもある。SOHOのお店以外には独自店舗はないものの、世界のグルメショップなどに卸しているとのこと。
カフェで、コールドチョコレートのドリンクと、ホットチョコレートをいただきつつ、カスタマーサービスの女性にいろいろ話を聞く。歳は私とおそらく変わらないくらいだと思うけれど、とても魅力的な人だった。
しばらく普通の会社で働いたあと、イタリアに1年いたあとに帰ってきたら、どうしてももう自分が好きなものに関わる仕事以外はしたくなくなって、前からファンだったこのお店に職があるか尋ねたのが始まりだった、と。映画の「ショコラ」に近い世界。自分が好きなもので人を幸せにできるから、今の仕事が大好きだ、と。
ただ、チョコの世界って、とても奥深いようで、極めるには、絶対、スペイン語とフランス語は不可欠とのこと。カカオの生産国のほとんどがスペイン語圏で、チョコの生産過程にまつわる国はほとんどフランス語圏なので。スペイン語を身につけたあと、チョコにまつわる研究をするために大学院に行きたいと語ってた。
話を聴き終わったあとは、ショップで買い物。色とりどりで、味も全部違うチョコが並んでいて、どれにしようかすごく迷ってしまう。暑い中、持って帰ったので、ちょっと溶け気味だけれど、味わった1粒は、4ドル分以上の幸せ感。甘くなくて、ほんわりやわらかかった。
こんな授業が毎週あったらいいのにな・・・。
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<お店情報>
MARIE BELLE
212-925-6999
484 Broome Street
bet. Wooster St & West Broadway
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