NYでは、夏と冬に、2週間ずつ、
Restaurant Weekというイベントがある。普段はかなり値段の張る一流レストランで、ランチは24.07ドル、ディナーは35.00ドルという一律料金のコースが味わえる、というなんともうれしいイベント。
しかも、
OpenTableのサイト(こちらでは一番メジャーな予約サイト)で、簡単に日にち・時間で空きも確認できて、予約もできるので、とっても便利。
今日は、夕方、学校終わってから、このイベントを利用して、フレンチのJoJoへ。6時までに入店、もしくは9時以降だと、レストランウィークメニューが適用される。
アッパーイースト64thにあるこじんまりとしたお店。マンハッタン内で、他にも「ヴォン」と「ジャンジョルジュ」の2件のレストランを展開している、ジャン・ジョルジュのレストラン。ピンクの外観がかわいらしく、中は照明は暗めで落ち着いているけれど、堅苦しくはない雰囲気。サービスも過剰すぎずほどほどにいい感じだった。隣との間隔が狭いのは、人によって気になるかも。
レストランウィークのメニューは、前菜・メイン・デザートそれぞれ2品ずつから選べるので、友達と2人だったので、違うものを選んでシェア。感動とまではいかなかったけれど、満足度は高かった。メインのチキン料理はソースが凝っていたし、デザートのホットチョコレートケーキとバニラアイスもなかなか。パンがおいしくて、食べ過ぎてしまって、かなり満腹状態。結局、シャンパンやコーヒー、チップなども入れて、一人70ドルほど。
普段ならコース料理分くらいの料金のはずなので、やっぱりお得だし、気軽にいろんなレストランに足を運べるいい機会だと思う。東京でも、こんなイベントを仕掛けられたらいいなあ、と仕事柄思ったりする。
そのあと、マンハッタンの夜景を堪能するため、ニュージャージー州へ初めて足を運ぶ。World Trade Centerの駅から、Path Trainという電車に乗って、5分ほど。ブルックリンやクィーンズからも夜景は見れるけれど、ここだと、Hyattなど高級ホテルが並んでいるきれいで安全な場所からゆっくり眺めることができるので、かなりの穴場スポット(写真にはうまく表現できていないけれど・・・)。
わずかな時間で、あっという間にマンハッタンを抜け出して、いきなり飛び込んでくる景色がしばらく飲み込めない。外から見ると、毎日、こんなところを歩き回ってたんだ、と、なんだか不思議な感覚。凝縮された大都会だなあ、と思う。本当にNYにいるんだ、って実感が湧いてくる。この街のなかに、まだまだ未知の世界がどこまでも広がっている。あと5ヶ月で、どこまで何ができるのか。そう考えるとわくわくしてくる。