シンガポールの次はドバイへ。最近、雑誌でもさかんに特集されていて、注目していた都市。
こんな世界があったのだ、と想像以上の驚きがたくさん。これだけの急なスピードで変化を遂げ続けている街を、初めて見た気がする。
まずとにかくびっくりしたのは、いたるところでの建設ラッシュ。
ドバイは地震がない地理的な有利な条件を活かして、世界中の建築家がデザインを競ってビルを設計している。
また、別荘や居住用のマンションも信じられない規模で建設が進んでいて、すでに夕方は大渋滞になってしまう道路などインフラは果たして追いつくのか心配になってしまうスピード。2年後に訪れたらまったく違う顔になっていそうな気がする。
写真左の三日月状のビルが、有名なホテル「バージュ・アル・アラブ」。パリのエッフェル塔よりも高く、ホテルとしては世界一の高さとのこと。イルミネーションの色にも変化があって、夜中にぽっかりそびえ立つ姿は、とっても幻想的。手前が、3つのホテルが入ったリゾートシティ「マディナ・ジュメイラ」。ディズニーランドをゴージャスなアラビアン版にしたような巨大な街で、アブラといわれる渡し舟でリゾート内を移動できるようになっている。
ここは、「スキー・ドバイ」。なんと、ホテル隣接のショッピングモールの中に人口スキー場ができていて、今のドバイのちょっとした流行スポットらしい。夏場は50度を超える暑さの砂漠地帯で、もちろん雪なんて降るわけもないこの地で、いったいどうやって実現させたのだろう・・・。アラビアンな格好をした人たちもそのまま滑っていたりして、なんとも不思議な光景。スキーをしなくても、カフェから眺めてるだけで、涼しい気分になってくるのかも。
ショッピングモールもたくさんあり、かつ、スケールがとても大きく、すべて免税で買い物を楽しめる(とはいってもあまり安くは感じなかったけれど)。ブランド品はもちろんのこと、マンションまで売っていたり、シネコンも入っていたりと、何でもありで夜遅くまで賑わっていた。
いろいろ訪れてみて、すみずみで本当に豊かなところだなあ、と思い知らされたし、こんな都市を作り上げてしまう人間って恐ろしいなあとさえ思えてきた。人工的都市の側面だけでなく、ビーチや砂漠など他にも楽しめる要素はたくさんある街だったので、そちらはまた改めて紹介を。