最近、最後の課題で土日も夜中まで図書館通いしたり、とラストスパートで勉強にも精を出しているのだけれど、お店開拓もまた新たな視点であれこれと進めている。ニューオープンで話題になっているレストランや、人気の日本食店、そしてさまざまな話題のバー開拓などしていると、いまだ毎回新しい発見があることが多く、本当にNYの街の奥深さに飽きることがない。すっかり溜まって書ききれないのだけれど、時間差ありつつ少しずつ紹介でも。
まずは、ノブ・マツヒサとロバート・デ・ニーロが共同経営する『
NOBU New York』は、セレブ御用達とも言われる人気のジャパニーズフュージョンレストラン。青山にある日本のお店はつい最近、道路工事のために閉店になったそうだけれど。
NYの人たちと日本食の話をしていると、たいていこのお店の名前が挙がって、「行ったことはないけれど、1回は行ってみたい」という声をよく聞いていた。私もどんなものかと1度は行っておかねば、ということで、期待感寄せつつ、先週、またもやクラスメート3人にてお気軽なランチで足を運んでみた。
感想。外からみると、なかなかいい感じな気がしたのだけれど、中に入ってみると、あれあれ??、日本でいえばごく普通のダイニングレベル?という雰囲気の内装。いつものランチで利用しているお店と対して変わらなくて、店員さんも黒に統一したユニフォームだけれど、ごくごく普通。そして、湯のみにはNOBUのロゴが入っているし、トイレは中級の旅館の雰囲気で、なぜだか便座が異常に低かったり。
メニューもランチだと、10ドル台から丼物があったり、お気軽な感じ。頼んだお寿司は確かにひさびさに食べた日本ならではの贅沢な美味しさではあった。
でも、内装・サービスも含めた評価が異常に高いのは、個人的にはなんだかしっくりこないなあ。夜に200ドル払って楽しむのなら、違うお店選んじゃうかなあ、というのはあくまで日本人の視点。
お店は確かに現地人で賑わっていて、他の日本食店とは格が違う評価をされている雰囲気は伝わってきて、こっちでのマーケティングはかなり成功している模様。アメリカ人に流行る日本食レストランってこうなんだ、と、いろいろな観点で考えさせられることが多いお店だった。
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Nobu
105 Hudson St
New York, NY 10013
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